2016年9月21日水曜日

Officeのダウンロード版とパッケージ版


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マイクロソフトOffice 2016より前のバージョンであるOffice 2013やOffice  for Mac 2011にはパッケージ版とダウンロード版がありました。
しかし、サブスクリプション(購読)型のOffice 365の登場により、ダウンロード版やパッケージ版という言葉の意味合いが変わって来ています。

かつての「パッケージ版」とは?

かつて、マイクロソフトOfficeでいう「パッケージ版」とはこういう「箱」を意味していました。
Office for Mac Acadfmic 2011
ある時期まで、こういうパッケージ(箱)の中にDVD-ROMとプロダクトキーが印刷された紙が入っていました。
DVD-ROMからマイクロソフトOfficeをインストールし、プロダクトキーを入力すると使用可能になりました。
ある時期からこのOfficeの箱の中のDVD-ROMがなくなり、箱に入っているのは「プロダクトキー」が印刷された紙だけになりました。
Office本体は自分でインターネットからダウンロードして、インストール時にそのプロダクトキーを入力することでOfficeを認証しました。
たとえ、パッケージ版であってもインストールするための光学ドライブが不要になったわけです。
その代わり、インターネットに接続されていないとインストールできなくなりました。

在庫限り

かつてのパッケージ版はマイクロソフトからの出荷が終了し、在庫限りの状況です。
現在でも以下のリンクから購入できますが在庫限りです。

かつての「ダウンロード版」とは?

「箱」という意味の「パッケージ版」に対して「ダウンロード版」がありました。
これはやAmazonなどでプロダクトキーのみを購入する形です。
そしてマイクロソフトOffice本体はインターネットからダウンロードし、購入したプロダクトキーを入力すると使用可能になるわけです。
パッケージ版を購入するとDVD-ROMとプロダクトキーが入った「箱」が送られてきます。
もちろん箱が手元に届くまでOfficeを使うことはできません。
それに対してダウンロード版を購入するとプロダクトキーが発行され、「箱」は送られてきません。
Officeはネットからダウンロードして購入後すぐに使うことができました。

現在は購入不可

現在ではOffice 2013やOffice for Mac 2011のかつてのダウンロード版の購入はできなくなっています。

現在の「パッケージ版」と「ダウンロード版」

サブスクリプション型であるOffice 365が登場してから「パッケージ版」という言葉が2つの意味で使われるようになったように思います。
まずサブスクリプション版ですが、これはマイクロソフトOfficeを「買い取る」のではなく、月額いくら、年額いくらで使う契約のことです。
このサブスクリプション版に対して従来の「買い取る」タイプのOfficeが「パッケージ版」と言われ始めました。
しかし、現在でも箱に入っているOffice 2013やOffice for Mac 2011を指す意味でも使われているので注意が必要です。

Office 2016では「箱」は廃止

パッケージ版の本来の意味である箱に入っているタイプはOffice 2016では廃止されました。
つまり、Office 2016は買い切り型という意味での「パッケージ版」であり、かつての「ダウンロード版」とも言えます。
まあ、DVD-ROMドライブ搭載のPCやMacはどんどん消えていますし、ブロードバンドの普及でOfficeのダウンロードに困る人もごく小数になったでしょうから、当然の流れかもしれません。
Office2016の価格
マイクロソフトOfficeの現在の最新版はOffice 2016です。 Office 2016にはWindows版、Mac版、購読型(...

サブスクリプション型とは?

マイクロソフトOfficeの現在の主流は買い切り版という意味でのパッケージ版ではなく、サブスクリプション(購読)型です。
サブスクリプション型とはパッケージ版のように「購入」するのではなく、使用料を払っている期間だけ使うタイプのマイクロソフトOfficeです。
そのサブスクリプション型の中でも個人向けのものがOffice 365 Soloです。
Office 365 soloとは
マイクロソフトOfficeが2013(Windows版)、2011(Mac版)だった頃から365 soloを使いはじめずいぶん経ちました。 ...

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