2016年9月29日木曜日

Office のプロダクト キーを変更する


この記事は、Office Home and Student、Office Home and Business、Office Professional、個々の Office アプリケーションなど、パッケージ版の Office 2016 または Office 2013 のみに適用されます

Office の複数のコピーを購入しており、最初のコンピューターでしか Office をライセンス認証できない場合、同じ [インストール] ボタンを使用して、複数のコンピューターに Office をインストールしている可能性があります。Office では、同じプロダクト キーを使用してコンピューターごとにライセンス認証するため、他のコンピューターでのライセンス認証が失敗します。プロダクト キーを変更する唯一の方法は、ライセンス認証が失敗するコンピューターで Office をアンインストールして再インストールすることです。
パッケージ版の Office の Office プロダクト キーを変更するには
  1. ライセンス認証が失敗した Office のコピーをアンインストールします。これを行うには、「PC から Office 2016、Office 2013、または Office 365 をアンインストールする」を参照してください。
  2. ライセンス認証されていないパッケージ版の [インストール] ボタンを使用して、Office を再インストールします。これを行うには、「Office を PC または Mac にインストールする」を参照してください。
プロダクト キーの変更に Office をアンインストールして再インストールする必要がある理由
[個人用 Office アカウント] ページの [インストール] セクションに移動すると、各パッケージ版の Office に [インストール] ボタンが表示されます。これは、各 [インストール] ボタンが Office のインストール時に自動的に渡される一意のプロダクト キーに結び付けられていることを示しています。これが、Office のライセンス認証時にプロダクト キーの入力を求められない理由です。
[個人用 Office アカウント] ページで複数のパッケージ版の Office Home and Business が表示されています
[ディスクからインストール]、[ディスクを持っている場合]、[プロダクト キーの表示] をクリックして、パッケージ版の Office のプロダクト キーを表示できます。
[プロダクト キーの表示] ボタンが表示されています
ヒント: これは、Office パッケージまたはプロダクト キー カード上に表示されるものとは異なるキーです。
同じプロダクト キーで 2 回以上誤ってインストールすることを避けるために、各パッケージ版の Office、そのプロダクト キー、Office をインストールしたコンピューターを記録するリストを作成することをお勧めします。Office のインストール前に行っておくと簡単ですが、後からでもリストは作成できます。詳細については、「同じ Microsoft アカウントを使用する複数のパッケージ版の Office インストールを管理する」を参照してください。
2 列のプロダクト キー リストの例です。
ヒント: 同じ Microsoft アカウントを使用して複数の PC に Office をインストールする必要がある場合、Office 365 ビジネス サブスクリプション、または Office のボリューム ライセンスを購入すると、管理しやすくなります。

関連項目


2016年9月21日水曜日

Officeのダウンロード版とパッケージ版


ウィンドウズ 7 アップグレード




マイクロソフトOffice 2016より前のバージョンであるOffice 2013やOffice  for Mac 2011にはパッケージ版とダウンロード版がありました。
しかし、サブスクリプション(購読)型のOffice 365の登場により、ダウンロード版やパッケージ版という言葉の意味合いが変わって来ています。

かつての「パッケージ版」とは?

かつて、マイクロソフトOfficeでいう「パッケージ版」とはこういう「箱」を意味していました。
Office for Mac Acadfmic 2011
ある時期まで、こういうパッケージ(箱)の中にDVD-ROMとプロダクトキーが印刷された紙が入っていました。
DVD-ROMからマイクロソフトOfficeをインストールし、プロダクトキーを入力すると使用可能になりました。
ある時期からこのOfficeの箱の中のDVD-ROMがなくなり、箱に入っているのは「プロダクトキー」が印刷された紙だけになりました。
Office本体は自分でインターネットからダウンロードして、インストール時にそのプロダクトキーを入力することでOfficeを認証しました。
たとえ、パッケージ版であってもインストールするための光学ドライブが不要になったわけです。
その代わり、インターネットに接続されていないとインストールできなくなりました。

在庫限り

かつてのパッケージ版はマイクロソフトからの出荷が終了し、在庫限りの状況です。
現在でも以下のリンクから購入できますが在庫限りです。

かつての「ダウンロード版」とは?

「箱」という意味の「パッケージ版」に対して「ダウンロード版」がありました。
これはやAmazonなどでプロダクトキーのみを購入する形です。
そしてマイクロソフトOffice本体はインターネットからダウンロードし、購入したプロダクトキーを入力すると使用可能になるわけです。
パッケージ版を購入するとDVD-ROMとプロダクトキーが入った「箱」が送られてきます。
もちろん箱が手元に届くまでOfficeを使うことはできません。
それに対してダウンロード版を購入するとプロダクトキーが発行され、「箱」は送られてきません。
Officeはネットからダウンロードして購入後すぐに使うことができました。

現在は購入不可

現在ではOffice 2013やOffice for Mac 2011のかつてのダウンロード版の購入はできなくなっています。

現在の「パッケージ版」と「ダウンロード版」

サブスクリプション型であるOffice 365が登場してから「パッケージ版」という言葉が2つの意味で使われるようになったように思います。
まずサブスクリプション版ですが、これはマイクロソフトOfficeを「買い取る」のではなく、月額いくら、年額いくらで使う契約のことです。
このサブスクリプション版に対して従来の「買い取る」タイプのOfficeが「パッケージ版」と言われ始めました。
しかし、現在でも箱に入っているOffice 2013やOffice for Mac 2011を指す意味でも使われているので注意が必要です。

Office 2016では「箱」は廃止

パッケージ版の本来の意味である箱に入っているタイプはOffice 2016では廃止されました。
つまり、Office 2016は買い切り型という意味での「パッケージ版」であり、かつての「ダウンロード版」とも言えます。
まあ、DVD-ROMドライブ搭載のPCやMacはどんどん消えていますし、ブロードバンドの普及でOfficeのダウンロードに困る人もごく小数になったでしょうから、当然の流れかもしれません。
Office2016の価格
マイクロソフトOfficeの現在の最新版はOffice 2016です。 Office 2016にはWindows版、Mac版、購読型(...

サブスクリプション型とは?

マイクロソフトOfficeの現在の主流は買い切り版という意味でのパッケージ版ではなく、サブスクリプション(購読)型です。
サブスクリプション型とはパッケージ版のように「購入」するのではなく、使用料を払っている期間だけ使うタイプのマイクロソフトOfficeです。
そのサブスクリプション型の中でも個人向けのものがOffice 365 Soloです。
Office 365 soloとは
マイクロソフトOfficeが2013(Windows版)、2011(Mac版)だった頃から365 soloを使いはじめずいぶん経ちました。 ...

2016年9月8日木曜日

Windows 10の「バッテリー節約機能」を知る

ウィンドウズ 10 アップデート 

前回の「モダンスタンバイ」に続いて、Windows 10の電源周りに関するTipsを紹介しよう。「バッテリー節約機能」とはどんなものか、何ができるのか、概要と操作方法を観ていく。

省電力設定と違う「バッテリー節約機能」

Windows 10は当初から「バッテリー節約機能(英語版ではBattery Saver)」を実装している。なぜなら、Windows 10PC専用OSではなく、Windows 10 MobileWindows 10 IoTなど、デバイスを問わないOSを目指しているからだ(One Windows構想)
だが、その動作は不明確な部分が多い。バッテリー節約機能を有効にすると「メール」など新着メールを知らせるトースト通知は現れなくなるが、OneDriveの通信は止まらない。Microsoftはバッテリー節約機能を有効にすると、以下のような動作変化が生じると説明している。

デスクトップアプリとして動作するOneDriveの同期が止まらないのは、このような理由だ。エクスプローラーとの関係などから、すぐにOneDriveクライアントがUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)化するとは思えないが、今後の改良でバッテリー節約機能の範囲は増えていくだろう。

「バッテリー節約機能」を最初から有効にする

バッテリー節約機能は、バッテリー残量が20%を切ると、自動的に有効になる。設定を変更すれば、バッテリー駆動時は常にバッテリー節約機能を有効にすることが可能だ。





合わせて「バッテリー節約機能の設定」を解説しておこう。前述した「メール」の新着通知は同期処理が抑止されるため、トースト通知が現れなくなるが、他の通知も「バッテリー節約機能がオンのときも、すべてのアプリケーションからのプッシュ通知を許可する」をチェックオフすれば抑止できる。
ディスプレイの明るさが変化してほしくない場合は、「バッテリー節約機能がオンのときは画面の明るさを下げる」のチェックを外す。明るさを手動で変更する場合は、システムアイコンもしくはアクションセンターのクイックアクションから実行すればよい。

2016年9月1日木曜日

小幅な修正のWindows 10プレビュー版「Build 14905」

 米Microsoft17(現地時間)Windows 10 Insider Previrewの「Build 14905」をPCおよびモバイル向けにFast ringでリリースした。モバイル版に関してはWindows 10 Anniversary Update配信後初のプレビュー版となる。



 11日にPC版向けにリリースされた「Build 14901」からの改良点として、Microsoft EdgeでアドレスバーとWebコンテンツの間に大きな空きスペースができてしまう問題を修正。[Ctrl]+[O]を押すことでアドレスバーにフォーカスを移すショートカットキーも追加されている。また、テキストなどを読み上げる「ナレーター」のテーブルナビゲーションにおいて、[Ctrl]+[Alt]+[Home]で開始、[Ctrl]+[Alt]+[End]で終了するようにした。

 PC版の既知の問題には、前回に引き続き1394ポートを使用したカーネルデバッグのための対応キットが用意されていないことと、Acrobat Readerを起動した時にクラッシュする問題がある。新しい問題としては、パーソナルアシスタントCortanaのテキストの読み上げ機能が動作していないこと、スタートメニューの電源ボタンを押すとスタートメニューが閉じてしまうこと(スタートボタン右クリックで対処可能)Yahoo Mail/Trivia Crack/Google/Skype Translator Previewといったアプリがクラッシュする症状、「設定」上でほかの設定ページに移動する際にクラッシュするといった問題が起きている。

 モバイル版に関しては新しいサウンドセットが組み込まれるといった改良が施された。なお、PC版と同じくCortanaのテキスト読み上げができなくなっていることのほかに、SDカードから内部ストレージ(またはその逆)にアプリを移すと処理待ち状態になってし